松阪・伊勢・鳥羽・志摩エリアをお得に回るなら

2013年の秋に式年遷宮を終え、新しいパワーを蓄えた伊勢神宮。
ぜひ行きたいと思うけれど、行って帰ってくるだけの日帰りにするのか、1、2泊してゆったり回るのか考えどころ。もし、1泊以上するのなら、ぜひオススメしたいのが「伊勢神宮参拝きっぷ」だ。
関西発なら6600円、名古屋発なら5900円で3日間有意義かつリーズナブルに旅ができるお得な交通チケット。

伊勢神宮参拝きっぷ

例えば、大阪上本町駅から特急で伊勢市駅下車→外宮→バスで内宮へ→宇治山田駅から特急で上本町駅…というルートなら、普通に都度交通費を支払うよりも、500円ほど安上がりになる計算。
しかも、 松阪~賢島駅のフリー区間周遊用乗車券、松阪・伊勢・鳥羽・志摩地区の三重交通バス乗車券、さらには赤福餅とお茶がいただける引換券や観光施設割引券もセットされているなど、外せない場所はしっかり押さえてあるのだ。

ただし、利用条件がある。

  • 購入日の翌日以降のみ利用可能。
  • 利用期間は来年の3月まで。
  • 連続3日間有効。特急は1往復のみ。まずは特急の日時指定をして購入となる。

購入場所は、大阪府下・愛知県下と奈良線・京都線・吉野線下市口駅以南の特急券うりばのある駅・大和八木駅・桑名駅または指定の旅行代理店のみなど。
詳しくは下記公式サイトを参照されたい。
http://www.kintetsu.co.jp/senden/Railway/Ticket/sanpai/

このきっぷのよいところは、行く前に旅の予習ができるということ。ちょっとしたパンフレットのようにもなっており、 どのきっぷをいつ使って…と予定が立ちやすいのもメリットである。
私が購入したときは、近鉄の売り場で係りの方が乗継時間などを丁寧に教えてくれ、とても助かった。近鉄の駅と空港連絡バスのスムーズな乗継に不安をかかえず、連れのエスコートも怠りなくできたというわけだった。
特に、高齢の連れがある場合は、やはり特急でかの地へ向かうことをおすすめする。「一生に一度の伊勢参り」だから、鈍行で乗り継いでいくよりかはそれくらいの贅沢をしてもよろしかろうと思われる。

外宮(げくう)

伊勢参りは、外宮(げくう)、内宮(ないくう)の順でお参りするのが古くからの習わしとか、正式だといわれている。
外宮の最寄駅は伊勢市駅。徒歩7分。

外宮

外宮の御正宮(ごしょうぐう)

写真は外宮の御正宮(ごしょうぐう)。
神話では、天照大御神が伊勢の地に移っておよそ500年後、時の天皇の枕元に立って、籠神社の豊受大御神(とようけのおおみかみ)に近くに来てもらって自分の世話をしてもらいたいとおっしゃったとか…。そして実際に豊受大御神にかの地へお移りいただき、今日に至っている。
そういうわけで、豊受大御神は天照大御神に捧げる食を司っている神様として、また、食と産業の神様として崇敬されている。

三重県伊勢市豊川町279

外せない特典利用

赤福引換券

赤福餅3粒とお茶の特典は、ぜひ利用したい。
ただ、内宮おはらい町にある本店は、皆そこへ行きたがるがゆえにかなりの行列も覚悟しないといけけない。外宮の参道にある外宮前特設店ならば、さほど混んでいないのでそこで利用するのが無難だろう。

赤福

式年遷宮記念 せんぐう館

外宮に入ってすぐにあるせんぐう館では匠の技術を目の当たりにすることができる。
遷宮で奉納された宝物の実物ではないが、まったく同じ工程のものがあったりと、伝統工芸の粋がここに来れば見ることができるのだ。日本古来の芸術品に親しみたいならばとても有意義な場所である。(撮影不可)
「伊勢神宮参拝きっぷ」を利用すると、大人300円のところ、200円で入場が可能。

そのほか、割引が適用される鳥羽水族館や志摩スペイン村などで遊ぶこともできる。

内宮(ないくう)

外宮から内宮へは通常連絡バスで向かう。外宮前にバス停があり、皆待っているのですぐわかるはずだ。
参拝きっぷにはその区間のチケットもついているので、お金を出す必要はない。
ちなみに、歩いて行けるが、ちょっと長い距離になるので、あえて歩きたいという健脚の方に限る。また、初詣でなどで大渋滞の場合は、歩いたほうが早かったりするので、そんな機会に当たったらおすすめする。が、確か1時間以上かかったような気がする。まずは伊勢市駅の観光案内所で地図をもらおう。

内宮

内宮御正宮。階段から上は撮影禁止スポット。

伊勢神宮参拝きっぷを購入したならば、内宮近くに宿泊して、ぜひとも早朝参拝を経験してみるべきだろう。というのも、この写真の通り、いつも人、人、人…だから、ちょっと騒々しいのだ。その点、早朝7時台までならすがすがしい気持ちとともに、いつもの喧騒のない時間をたっぷり満喫できる。8時を回ると、観光バスが次々と乗りつけてくる。
朝5時から参拝が可能。

内宮の最寄駅は、宇治山田駅が便利。 地図上では五十鈴川駅かと思われるが、宇治山田駅が起点になっており、バスなどの連携がよい。

三重県伊勢市宇治館町1

追記

内宮および外宮の敷地にはコインロッカーはないようだ。外宮・内宮ともに玉砂利が敷かれているので、スーツケースなどを転がすこともできない。もし、荷物を預けたいのであれば、駅、または参道に手荷物預かりの可能な店があるので観光案内所などで確認するのが無難。

>>伊勢神宮【2】神宮会館と早朝参拝

>>伊勢神宮【3】神宮会館のバラ園

>>伊勢神宮【4】初めての御垣内参拝