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伊勢神宮【3】神宮会館のバラ園

神宮バラ園 東海

プリンセス・ローズ

プリンセス・ミチコ、プリンセス・マサコ…そうした皇室の高貴な名を冠したバラがあることは知っていた。だが、それはどこで見ることができるのかと思っている人も多いだろう。
実は内宮のすぐそばにある神宮会館の裏手に見事なバラ園があり、春と秋に無料でお披露目している。

神宮会館の建物と隣接する斜面に、独立して並び植えられているのがプリンセス・ローズだ。

神宮バラ園

Princess Roses

5月の下旬、ちょうど神宮バラ園での春のバラ展会期中にそこを訪れたことがある。120種類、450株のバラが見事に咲き誇っていた。神宮参拝のついでにこのような目の保養ができるとは思っていなかったので、なんだかうれしかった。

External Link>>神宮会館バラ園

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5月の中旬から6月の上旬に見ごろを迎えるのだが、5月の下旬にバラ展を開催していて、幸運なことにそれにぶつかったのだ。バラや苗の即売、相談なども受け付けている。
神宮会館に宿泊したら、部屋の窓から色とりどりに咲き乱れるバラ園が見えた。

神宮バラ園

神宮バラ園

「よし、翌朝はあのつるバラのトンネル・アーチをくぐって、バラ園の散歩をしよう」と期待に胸を膨らませる。

朝のバラ園散歩

神宮バラ園神宮バラ園神宮バラ園神宮バラ園神宮バラ園神宮バラ園

神宮バラ園素人の私には、ただただその美しさに感動するばかりだったが、バラを育てたことのある母は係りの方に「素晴らしいですね。お手入れも大変でしょう? どうやっているんですか?」と聞いていた。
「2週間に1回消毒しているんです。虫がつくから」「そうなんですね、やっぱり。これだけのものを咲かせようとしたら、大変ですものね」

バラを咲かせることが大変だとは知らなかった。
後に、日本の気候にバラがあまり適さないと聞いた。本州以南は暑すぎるのだろう。それに湿気も。
涼しげなヨーロッパの植物なので、この蒸し暑さに参ってしまうということのようだ。

それをこんなにもうまく咲かせている。「相談できる」とは、そういう難しさを知っているから、バラ愛好家に応えようとしているのだろう。

橙色のひときわ目を引く素敵なバラがあった。プリンセス・ミチコだった。調べると、以下の通り。

フロリバンダ系の品種で、花の色は濃いオレンジ色、赤。1967年、イギリスのディクソン社(Dickson Nurseries Limited)から当時皇太子妃だった皇后美智子に献呈された。女王エリザベス2世から贈られたとも伝わる。

Reference: Wikipedia

プリンセス・ミチコ

プリンセス・ミチコ

英国から皇室への贈り物であったとしたら、やはりそれは大切に育てていかねばならない。

高貴な名の付いたバラも、そのほかの名前の付いたバラも、どれも美しかった。新緑の淡い色が固く締まった緑に変わろうとする時期に見ごろを迎えて、爽やかな香りを届けてくれた。

プリンセス・サヤコ

プリンセス・サヤコ

プリンセス・サヤコ

プリンセス・サヤコ

プリンセス・マサコ

プリンセス・マサコ

プリンセス・マサコ

プリンセス・マサコ

プリンセス・キコ

プリンセス・キコ

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